すっかり秋が深まって、もはや冬の気配すら感じますね。
この時期はやわらかいストールに包まれるだけで朝から幸せな気分になります…。
そして、先日ご紹介したアルガンクリームが期待以上の仕事をしておりまして・・
朝と夜、洗顔後の化粧水の後にこちらをなじませるだけでふっくら・もっちりとした肌触り。
ついこの間まで頬がかさついて(なんなら粉もふいて)いたことが信じられないくらいに潤っています。
100%未精製のバージンアルガンオイル配合「CODINAフェイシャルアルガンクリーム」
おすすめです。
乾燥が気になる季節は加齢に伴う肌や髪の変化にも敏感になりますね。
ということで、今日はアンチエイジングについて最近感じたことを書きます。
「アンチエイジング」と聞くと美容に関する言葉というイメージが強いですが、手元にある食生活アドバイザー試験のテキストでは以下のような定義がされています。
アンチエイジングとは、健康なカラダを保ち、質の高い生活をして、長生きすることを目的に、老いの予防と生活の改善をしていこうという考え方です。
…が、今日はこんな高尚な話をするつもりはありませんので…
もっと次元の低い、「若く見えたい!」的なアンチエイジングの話です。
アンチエイジングという言葉、好きですか?
少し前になりますが、インターネットのニュースで、とある週刊誌での対談が話題になっていました。
キョンキョンこと小泉今日子さんと社会学者・上野千鶴子さんの対談での、“アンチエイジングという言葉が大嫌い”という趣旨の発言が多くの女性の共感を呼んだそうです。
小泉今日子さんといえば、今年の初めころに出たこちらの本でも話題になりました。
私自身は特に彼女のファンというわけではありませんが…
アイドル時代とはまた違う、というか、年を重ねてさらに魅力が増している方ですね。
いわゆる「美魔女」とは一線を画す、ナチュラルな美しさが素敵です。
さて、現在30代前半の私は、今が「微妙」な年齢だと思っています。
「若かった」ときの記憶もまだあって何となく「まだまだっ!」という思いもありつつ、世間からは「もう若くない」カテゴリーに分類されているような焦燥感。
「若くないから…」なんて決まり文句を口では言いながらも、自分では20代半ば頃からどこがどう変わったのか、分からないこともあります。(まぁ、鼻の皮が乾燥でむけたり、頬から粉がふいたりはしていますが…)
私自身、「アンチエイジングという言葉が嫌い」という発想はあまりなかったのですが、「若い=素晴らしい!」みたいな風潮はいい加減やめてはどうかとずっと思っていました。それこそ、「若い」時から。
特に女性についてはそうだと思いますが、「加齢=恐ろしい」みたいな文化があるからいけないと思いませんか。どうして、年齢を重ねたことで生まれる魅力に目を向けないのでしょうか…
「若く見られたい」女性にはなりたくない
自慢ではないですが、私自身は年齢よりも下に見られることが少なくありません。
以前はあまり気にしていませんでしたが、30歳手前あたりから、「これでいいのかな?」と思うようになりました。「若く見える=中身が未熟」のようなイメージが私にはあるからです。
人に迷惑をかけない限り、何を着ようが個人の勝手、と言ってしまえばそれまでですが、若い女性と同じような格好をして「かわいい!」「○歳に見えない!」と言われることを目指している女性が多すぎるような気がするし、私はそうはなりたくないなと思っています。
この先、医療の進歩が美容分野にどのような影響を与えるのか分かりませんが、どう頑張っても人は「年をとる」はずです。
「若いころの自分」を目指すのに一生懸命になって、中身も成長しないまま年を重ねて、あるとき突然、「ただの若作りの人」になる方がよっぽど恐ろしいです。
小泉今日子さんのように幅広い女性から支持されている方がどんどん発信して、(若く見せたい!という意味での)「アンチエイジング」という発想自体が古いと思われる時代が来るといいな、と個人的には願っています。