冬は味噌作りに最適
普段から味噌はなんとなく無添加のものを選んでいるのですが、前々から気になっていた手作り味噌。
雑菌が繁殖しにくい寒い時期が味噌を仕込むのに最適ということで秋ごろからソワソワしておりまして…
ナチュラルフードコーディネーターのテキストでも紹介されていたので作り方は何となく知っていたのですが
味噌を仕込む壺(?)はどこで入手するのだろうか…と悩んでいるうちに時は流れ、気付けば年明け…。
壺は結局手に入らなかったのですが、Amazonを眺めていたら保存袋を代用する方法を紹介している本を発見しました。
こちら。
簡単みそづくりからはじめる カラダがよろこぶ魔法のこうじレシピ (真藤 舞衣子)
このガツガツしていない感じのタイトルにほのぼの。表紙もおしゃれで飾りたくなります。
味噌作りだけでなく、塩糀や甘糀の作り方、それらを使ったレシピもいろいろ載っています。(まだどれも作ったことがないですが…作ったらご紹介します。。)
こちらの本のレシピでは、味噌2kgを作る場合の保存容器として、スーパーでも売っているような保存袋を代用しています。
中でも冷凍OKな丈夫なタイプが良いとのこと。これならどこにでも売ってる!と歓喜。
写真も分かりやすく、作り方もとても丁寧に説明されているので初心者でも簡単に仕込むことができます。
保温調理器のべんりな使い方
味噌作りの工程はざっくりとこのような感じなのですが↓
大豆を一晩水に浸す→大豆を茹でる→麹をほぐして塩と混ぜる/茹でた大豆をつぶして冷ます→大豆と麹をまぜる→保存容器に入れる
ここで意外とネックになるのが大豆を戻す工程でして…
大豆を水に浸して一晩。そのあと茹でて冷まして麹と混ぜて…となると2日がかり。
茹でるのも、圧力鍋ならあっという間(40分ほど)みたいですが、我が家には圧力鍋がなく、うわさによると3時間かかるとか…(遠い目)。
朝から茹でたら昼になって、昼ご飯を食べずに味噌づくりをするのもつらいし…
午後から茹でたら夕方になって、夕飯の準備があるし…
と悶々としていたところ、思い出したのが保温調理器。
実は数年前に友人にもらったシャトルシェフをずっと使わないままいたのですが、ここに来てついに登場…。
(いつもはリンクを載せるのですが、頂きものということもあって調べていなくてごめんなさい。)
付属の鍋で沸騰させたら、保温調理器に入れて放置でOKという素晴らしさ。
鍋につきっきりになる必要もないので、小さなお子さんがいるご家庭では特に役立つと思います。
料理の途中でお母さんが小さな子供に留守番をさせて買い物に行ってしまって火事に…という悲しいニュースを見たことがありますが、忙しいお母さんにとって料理に費やす時間って大きいですよね。(それでも小さな子供を置いていくのは問題だと思いますが。)
そして、ずっと火にかけ続ける必要がないのでガス代も節約できて良いことづくし!!
大豆は家で茹でたくても時間がかかって面倒と思いつつ、スーパーで水煮を買うのはなぁ…ということで、なかなか料理に大豆を使えなかったのですが、それ以来は時間のある週末に茹でるようにしています。
圧力鍋が家にない、そして保温調理器をもらったのに使っていない!という方(…あまりいらっしゃらないと思いますが)、おすすめなのでぜひ使ってみてください。
味噌作りのアイテムと材料調達
ちなみに、味噌作りの工程は通常、2つのボウル(もしくは、ボウル1つと寿司桶)とザルが必要となるのですが、うちにはボウルが1つしかなく、大きなザルもなかったので、生意気にも栗原はるみさんプロデュースのボウルとザルを購入しました。(私は百貨店で購入しましたが、店舗が限られているようなのでご参考までにAmazonのリンクを貼っています。)
コロンとしたフォルムでなんとも優美なボウルと
ステンレスボウル(こちらは24cm)
同じサイズで買うとピッタリはまるザル。
大きめのザルですが、小さな取っ手がついていて使いやすく、それでいて収納するときに邪魔になりません。
そして、足がついてるのでシンクに直置きできます。さすが栗原はるみさんプロデュース*!
*後から気が付きましたが、公式オンラインショップもありました。
↓ザルのサイズもいろいろ。
いずれも、金物産業で有名な新潟県のメーカー(ヨシカワさん*)により作られているようです。
*調べたところ、吉川グループは2015年に一般社団法人 企業価値協会から「特徴的な価値がある」と認められた伝統のある会社のようです。HPをみるとほかにもさまざま受賞歴が!。
結局、大豆や麹もスーパーではめぼしいものを見つけられず、Amazonで調達…
大豆はもちろん有機栽培。
こういう麹、なかなかスーパーに置いていないんですよね…塩糀は置いてありますが。
もっと近所で手軽に買えれば良いですよね。
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本当はできた感想も載せたいところでしたが、味噌は仕込んでから食べられるまでに7~8か月かかるので。。
果たして菌がちゃんと働いてくれるのか、また様子などはおいおいご報告したいと思います。
読み終わったらまたご紹介したいと思います。